市民参加の動向その1 坂下かすみ 
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2003 年 5 月 7 日    
市民参加の動向その1

立川市では、新庁舎建設のための市民100人委員会を発足させることになっています。4月10日の「広報たちかわ」新庁舎特集号には、これまでの経過や新庁舎建設のわく組みが書かれ、一般公募市民、各種団体からの推薦による準公募で約90人、学識経験者の約10人と合わせて、100人規模の委員会を設け、計画の段階からの市民の参加で新庁舎を作り上げようとしています。
 「市民参加」や「市民が主役のまちづくり」は誰もが口にするようになりましたが、生活者ネットワークが主張しているのは、単に意向調査をすることに留まらず、計画作成の段階から市民が入っていくことを意味しています。ですから、今回の100人委員会は市民参加を大きく前進させたことになります。しかし、初めての試みは、期待とともに、今後の市民参加の動向を左右するものになるかもしれないと思うと、その成功を祈るような気持ちにもなります。
 昨日、退職後のある男性に市民委員会への参加をお勧めすると、新庁舎建設に関して、「市の借金が1000億円あるのに建設するべきなのだろうか」というご意見を頂きました。私は、「正確な情報が届いていないので、市民が判断することを妨げているのではないか」と感じました。
 まず、平成15年度、市の借金の見込みは、960億円といわれ、一般会計、下水道会計、債務負担行為(ローンののようなもの)に拠るものの合計となっています。家庭の中でも、返済計画がしっかりと立てられるならば、必要なローンを組むことは悪いことではないので、悪者「借金」とひとくくりで捉えるのは、ちょっと乱暴で、冷静にその内訳を見て判断しなければならないと思います。
 市民参加、一歩進んで市民参画を実現していくためには、正確な情報を市民に知らせることが、絶対条件で、その上でなければ、議論も成立せず、計画づくりや市の施策づくりには至らないと考えます。
 市の借金の内訳に付いては市民参加の動向その2で書き込みます。


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